Starlight をアプデした
変更点
- ビルド環境を構築済みの Docker に依存するように変更。
- ソースコードにエラーがなければ必ずビルドに成功します。
- keystone や keystone-engine の構築に失敗することなし。
- devkitpro のアプデに悩まされることなし。
- python のバージョンに悩まされることなし。
- 簡単に言うとビルドが死ぬほど簡単。
- デフォルトでぼくのソースコードをビルドできる。
- サーモンランの解析は捗る!
- WSL2 の利用が(多分)必須。
- WSL2 自体はまだベータ機能なのでちょっと導入が面倒かも。
- まあそれでもビルド環境つくるよりは簡単。
- Ubuntu は 18.04 を推奨。
- 16.04 だとデフォルトで python3 が入ってない。
- 20.04 はシンタックスがなんか変。
まあ、導入がめっちゃ楽になったと思ってもらえればダイジョブ。
導入方法
まず最初に WSL2 で Ubuntu18.04 の環境を用意する必要があります。
WSL1 だと Docker は Hyper-V でしかサポートされておらず、Windows 10 Home だと Hyper-V が有効化できないからです。
WSL2 では WSL2 distro という謎システムで Hyper-V を使わずに Docker を使える仕組みが整備されています。
WSL2 で Ubuntu18.04 をインストールしつつ、Docker 環境を整える方法は以下の記事がわかりやすいです!
Windows Subsystem for Linux 2 で Docker for WSL2 を使う
で、無事に Docker がインストールできたとしましょう。
Docker の設定
docker info
と入力して、どんな反応が返ってくるか調べます。
docker info
失敗例です。
ズラーッとよくわからんログが表示されれば良いですが、デフォルトだと docker コマンドは sudo 権限でしか動かないのでpermission denied
と怒られると思います。
sudo gpasswd -a $USER dockerexit
なので上のコマンドを入力して、exit で一度 Ubuntu を再起動(Windows は再起動しなくて OK)して設定を有効化します。
これは docker コマンドを sudo 権限で動かせるようにするのだ。
docker info
成功例です。
再起動後に再びdocker info
と入力すれば、無事に Docker にアクセスできます。
あと、初期状態だとmake
もインストールされていない可能性が高いのでインストールしましょう。
sudo apt updatesudo apt upgradesudo apt install -y python3 make
Starlight の導入
ここからはものすごく簡単です。
git clone https://github.com/tkgstrator/Starlight.gitcd Starlightmake
詳しいことは Starlight のレポジトリのREADMEに書いてあるのでそれを読んでもらえば大丈夫かと。
もしわからないことがあれば以下のリンクから Discord サーバに参加して、直接きいていただければ返事します。
おまけ
解説動画をつくってみたので、参考にしてください。
記事は以上。