背景
Kindleで購入した電子書籍はKindle端末で読むか、Kindleアプリで読むかの二択になります。一応、最近だとブラウザでも読めるっぽいのですが、そちらは割愛します。
で、電子書籍っていっぱいフォーマットがあるみたいで、ぱっと調べただけでも、
- KFX (Kindle Format 10)
- DRM対応で、Kindle専用のフォーマット
- フォント・レイアウト・注釈・アニメーションに対応
- AZW3/4 (Kindle Format)
- KFXの前のバージョン
- EPUB
- おそらく最もスタンダードな電子書籍のフォーマット
- 対応デバイスも多いので、保存するならこの形式が良い
- 拡張もしやすくて便利
があるみたいです。他にもいろいろあるっぽいですが、それらは割愛してとりあえず電子書籍を持っておくならローカルでEPUB形式が良さそうです。
また、電子書籍を管理するならCalibreが便利っぽいですね。
手順
必要なものは以下の通り。
- Kindleデバイス
- Kindle for PC
- Calibre
詳細は割愛します。なお、悪いことをしようとしてKindleのバージョンを下げても、古いバージョンは既にサポート外なので使えません。
デバイスごとの差異
自分は手元にはKindle端末はKindle Oasisしかないので、それを使って調べてみました。
で、実際に電子書籍を購入してみてダウンロードしたところフォーマットは全部KFXになっていました。これが最新らしいので、どうやらKindle端末で買うと全部KFXになるみたいです。
また、多少手間なのですがAmazon Kindleでダウンロードした同じ電子書籍もKFXになっていました。
このKFXはDRMがかけられているので、バックアップを取っていてもAmazonさんのご意向次第では見られなくなります。
DRMについて
ちょっと調べてみたのですが、Apple SiliconでのAmazon KindleでダウンロードしたKFXにはとっても強いDRMがかかっているらしいので、これを解除することは現在できないようです。
ここでのDRM解除は技術的に可能かどうかの確認であり、DRM解除を推奨するものではありません
ところが「Kindle端末でダウンロードしたKFXはシリアルナンバーがあれば解除できる」という内容も見かけました。なんでそういう事になっているのかは不明ですが、そういうことのようです。ただ、Fire系統とColorfulには非対応とのこと。
なので、ダウンロードするとKFXの中身は全部白黒になってしまいます。表紙の情報は取ってこれますが漫画のカラーページやライトノベルのカラーイラストについては諦める必要があるかもしれません。
まとめ
全然関係ないんですけど、Jellyfinって電子書籍も追加できるので、自炊したファイルを追加して読めるようにしてみました。
ただ、日本語を表示するとおかしくなってしまうので、そこだけは対応が必要かもしれません。
早く記事を執筆しなきゃ…