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DIVER OSINT CTF 2025

Tue Jun 10 2025

はじめに

DIVER OSINT CTF 2025が開催されたので参加してきました。

OSINT (オシントと読む) とは、Open Source Intelligence の略で、日本語にするなら公開情報調査になるそうです。その名の通り、公開されている情報を合法的な手段を用いて収集し、調査・分析することを指します。
OSINT CTF というのは、OSINT に CTF (Capture The Flag) の要素を組み合わせたもので、公開情報をもとに、指定されたフラグとなる情報を探し出す ことを競います。
https://zenn.dev/platina/articles/5619b3fa03c8ca

CTFという存在は知っていたのですが、あらかじめ答えがあるとわかっている問題を解くのはポリシーじゃなかったので参加していなかったのですが、開催数日前に@Platさんからお誘いを受けたので、せっかくのタイミングだしということで参加しました。

ただ、このイベントは6/7~6/8の24時間開催なのですが、たまたま6/7に友人とランチに行く予定があったため自分は6/8からの参加となりました。

最終的に668チーム中22位だったので、初参加の中では良い方だったのじゃないかと思います(他のチームはもっと大人数でチームを組んでいるので)

自分が解き始めたときにはほとんどの問題が解かれていたので、ほぼほぼ@Platさんの功績なのですが(棒

Writeup

終わったあとにWriteupと言って解き方や考え方を共有するのが一般的らしいのですが、書くと長いので割愛します。

@Platさんの記事の方に大体書いてあるので、こちらを読んでください。

感想

起きたら朝の八時頃で実質四時間くらいしか参加できていないのですが、通話しながら問題を解いたりするのは楽しかったです。一人だと詰まったときなどに飽きてしまいそうなのですが、他の人がいるとそういうところは軽減されると感じました。

あと、多角的な視点で物事を考えられるのも良い点だと思いました。自分はゼロベースで思考を発展させていくことがあまり得意ではなく「じゃあ○○は」という意見に対して○○ということを考えたうえで「いや△△や□□という可能性も......」というツッコミタイプなので、思考の起爆剤となるような自分とは観点の異なる意見はすごくありがたかったです。

SNSのアカウントをチェックするようなソフトウェアや、空いているポートを一発で見つけられるツールの存在は今回始めて知ったので(今までコマンド直打ちしていました)、他の方のWriteupを読んで勉強させていただこうと思っています。

LLM活用

自分が調べた中だとEMI試験についてはすごく参考になりました。そもそもEMI試験が何なのかわからなかったのと、どういうサイトで調べればいいのかをパッと出してくれる点は非常に強力な補助ツールとなりました。

逆に、写真を分析する点はまだ苦手のようで(自分が使ったモデルがそこまでいいものではなかったというのもありますが)、韓国の写真を見せて大阪の梅田だと断定してきたり、まだまだ改善の余地ありで人間が取って代われるまではもう少しの猶予がありそうです。

やりたかったこと

時間がなくて全然挑戦できなかったのですが、reconの問題は時間があれば解けそうだっただけに、四問も残してしまったのが心残りです。

こういうネトスト系が一番の自分の得意分野だと思っていただけに、全く解けなかったのが悔しいので次回リベンジしたいです。

最後に

@Platさんに誘っていただいて、貴重な体験ができました。来年も参加しましょう!!!