トキシラズいぶし工房最良開栓手順
通常の方法でカンケツセンを開けた場合、どんなに上手い手順を考えてもアタリを見つけるのに三回開栓しなければいけないことが解析からわかっています。
通常
下限 | 平均手数 | 最悪手数 | |
---|---|---|---|
通常 | 3.0000 | 2.4285 | 3.0000 |
これは理論的下限なので、アタリ位置に偏りがなければ絶対にこれよりも良い手順は存在しません。
しかし、WAVE1 に限りインデックスバグから一部のカンケツセンに偏りがあることがわかっています。これを利用して限定的ではあるものの更に良い手順を考えることができるはずです。
これを利用すると一回目は必ず A がアタリではないので候補が 6 つに減らせます。
下限 | 平均手数 | 最悪手数 | |
---|---|---|---|
通常 | 3.0000 | 2.2892 | 3.0000 |
この手順を使うことで平均手数を 2.4285 から 2.2892 まで減らすことができました。ただし、この手順が使えるのは最初の一回だけです。
満潮
満潮の場合はややこしいです。ちゃんと覚えておかないと活かせないと思います。
一回目
一回目は必ず C がアタリではないので、D をあけます。D が大なら E で確定です。
小の場合は F か G かわかりません。C は絶対にアタリではないのですが、C をあけて F か G かを確定させたほうが良いかもしれません。なので、一回目については普段と考え方は同じです。「D からあけて大なら C をあけずに E」という違いしかありません。
下限 | 平均手数 | 最悪手数 | |
---|---|---|---|
満潮 | 2.5849 | 2.1150 | 3.0000 |
この手順を使うことで平均手数を 2.2000 から 2.1150 まで減らすことができました。
二回目
一回目がアタリだったところが絶対にアタリではありません。なので、一回目のアタリ位置によって開栓手順が分岐します。
満潮時の分岐手順
四通り覚える必要があります。
一回目のアタリ位置によっては、情報が得られないパターンもあります。
D がアタリだった場合
D がアタリでないということは C をあけて大なら F 確定。D をあける手間が省ける。
小の場合は E か G かがわからないので D を空打ちして E か G を確定させよう。
下限 | 平均手数 | 最悪手数 | |
---|---|---|---|
満潮 | 2.5849 | 2.7500 | 3.0000 |
E がアタリだった場合
E がアタリでないということは C をあけて小なら G 確定。D をあける手間が省ける。
大なら D か F なので D、F という順番であけていけばよい。
::: tip D からあけても同じ
D をあけて小なら G 確定、C をあける手間が省け、大なら D、F という順番であけていってもよい。
:::
下限 | 平均手数 | 最悪手数 | |
---|---|---|---|
満潮 | 2.5849 | 2.0000 | 3.0000 |
F がアタリだった場合
F がアタリでないということは D をあけて小なら G 確定。C をあける手間が省ける。
大なら C か E なので C、E という順番であけていけばよい
下限 | 平均手数 | 最悪手数 | |
---|---|---|---|
満潮 | 2.5849 | 2.0000 | 3.0000 |
G がアタリだった場合
G がアタリだった場合は残念ながら何も得られる情報がない。C も D もあければ必ず大になるので好きな方からあけよう。
まとめ
毎回確実に恩恵が受けられるわけではないというのが難しいところ。覚えたところでほんの僅かな差しか得られないので、中途半端に覚えていると逆に迷って遅くなってしまう可能性がある。
一回目のアタリ位置 | 二回目手順 |
---|---|
C | - |
D | C(大なら F) |
E | C(小なら G) |
F | D(小なら G) |
G | C |
使えるのは一回目のアタリ位置が D、E、F のどれかで更に条件がつくので利用できる確率はおよそ 25%となる。25%の確率でちょっとだけあけるカンケツセンが一つ減るというのだから本当に差は僅かだが、しっかり覚えていれば 1 秒は軽く減らせるのではないかと思う。
ただ、黄金編成であればクマサン印のチャージャーが対岸に渡らずともあけることができるので、むしろクマサン印のチャージャーがいない場合に効果を発揮しそうな気はします。
記事は以上。